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2009年11月

笠間のそば

笠間に行く道中。気になっていたせいか、やたらとおそば屋さんの看板が目につく。それも美味しそうな手打ちそば屋が幾つもありそうなのです。

稲荷神社へ行った後、どこかでそばを・・・と思って思い出したのが、前にTVでやっていた都心から越してきてはじめたおそば屋さん。どうしても名前が思い出せず、神社近くの人に聞いてもよくわからない様子。

しかたない、来る途中見つけた看板のところへ行ってみるかと車で向かうと、そこは田んぼの中の普通の民家風のところ。

着いて探してた店がここだと思い出した。名前がウチのそば会と同じ「和味」(なごみ)。

人気があるようで他県の車が数台。

・・・が、時間も昼過ぎだったせいか、「今日は品切れ」の立て看板が入り口に。とても気さくそうな店主に「予約以外はもう終わりで・・」といわれ退散。

入れ違いに予約客と思われる夫婦とすれ違って、「ここは予約じゃないと入れないですよ」と優越顔でいわれた言葉にちょっと(-゛-メ)ムッとしました。そんなに高級な店なのかい?ここは・・・。

とりあえずお腹の空いてた私達は、どこでもいいかと思い、来る途中ちょっと目についた新そばののぼりのところを目指しました。

国道50号の坂の下あたりで、手前の信号からでないと行けないところ。

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ごく普通のところで、着いたときは誰もいなくてちょっと不安が・・・。でも農業人の感でしょうね。店の前にビニールハウスがあるところが(コイン精米機も・・)なんかいけそうかなという期待をもたせてくれました。

駐車場に車をおくと、このハウスの中から一人のオヤジが店のほうへ・・どうやら店主のようです。

店内はちょっとそこいら辺のラーメン屋さん風。テーブルで16人くらいの店内ですが、農業書や蕎麦を刈ってる写真などがあり、店主に話を聞くと自分で作っているらしい。天ぷらの具材などメニューの材料は全て自家製だそう。私達のそばへの期待が一気にふくらみました。

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で、これが注文して出てきた「天もり」。これで\1000です。「もり」でも¥600大盛り¥100増。天ぷらだけでなく、青梗菜のおひたしやヤーコンのきんぴら、大根の煮付け、お新香等がついてるんです。

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肝心のおそばは、二八だそうで田舎風のちょっと太め。江戸前風のようにツルツルッとはすすれず、モソモソ食べになっちゃいますが、これがものすごく味がいいんです。このまえの金砂郷のそばとは段違い。我が家のそばもエグイそばですが、ここのそばも同じようにえぐみの旨いそばでした。

お客さんに、この値段じゃ安いんじゃないのとよく言われるそうですが、儲けでやってるそば屋じゃあないんでいいんですって。この店主の心意気にも感銘。

偶然見つけたそば屋ですが、まさに私達が求めてた味にピッタリのお店でした。

店の名前は「竹下」。笠間の出雲神社のある山を越えた先の坂の下にあります。

7,8年前に役所を退職して、自分で農業しながらはじめたそば屋さんだそうです。だから自分の用事や地域の行事などで定休の木曜以外でも不定の休みがあるようで、カレンダーには蕎麦刈りで連休の×印が幾つもありました。先に寄った「和味」の店主も店を始めるときここに来たそうです。

数多い笠間のそば店でいいとこみつけましたsign01

後日ネットで見たら、「和味」の店主のブログを発見。ウチのライバル兼お仲間のところの春そばを使っていることを知り、だいたいこの店のそばの味がわかりました。一気に期待薄。きっと私達の求める味ではないかもしれませんね。クチコミ多く評判だから美味しい、とは限らないということなのかもしれません。

笠間稲荷・新嘗祭

先日私達が皇居まで行って献穀してきた粟は、11月23日の宮中の行事「新嘗祭」で使われました。

同じこの日、各地の神社でも「新嘗祭」というのは執り行われ、茨城では笠間稲荷神社でもあり、ちょっと出かけてきました。

247 稲荷神社の入り口にあるモニュメント。あのTVでもよく見る假屋崎先生の作品だそうです。

じつはこちら笠間にもお米を献穀してました。

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JAからの依頼を受けて、こっちは粟ほど気を使わなくていいからというので簡単な選別しかしないで出したのですが、後で品評会があるときかされ、だったらもっとよく選別したのに~と悔やみました。同じ生産者の知人が4位入賞というのでよく話を聞いたら念入りに選別したとか・・・angryなんか話と条件が平等じゃあないよな~とちょっと不満。

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献上された穀類と繭はこうして一般の方も見られるように展示してありました。

この日はちょうど菊まつりの最終日で、見頃とはいきませんがそれでもとてもきれいな「天地人」の菊人形や展示物を見てきました。

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献穀したお礼に、お札と落雁、お赤飯などをいただいて帰ってきました。 

常陸秋そばフェスティバル

ここしばらく玄蕎麦販売の対応で右往左往していたもので、話が1週間前のものになりますがお許しください。

11月15日、楽に終わるかと思われた蕎麦刈りがまだ残っていたこの日、前日の雨で畑も入れないため、常陸太田市で行われていた「常陸秋そばフェスティバル」にそば作り仲間と出かけてきました。

何年か前にも行って、その時はあの広島の達磨の高橋名人も来ていたのでかなり賑やかでしたが、今年は達磨さん来てないらしく前の時よりちょっとこぢんまりした感じになってました。

それでも常陸秋そばというブランドと新そばに誘われるように、多くのお客様で賑わってました。

そば道具もいろいろ販売されていて、特に新潟燕三条から来た刃物やさんのところには麺切り包丁がいろいろ出ていて、値段も0が一桁違いのそれこそピンからキリまで状態で目の保養にはなりました。

さて、ここでのメインはやっぱり各地から来ている手打ちそばの食べ歩きコーナー。

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県内外から来ていた12店舗の中から、各自それぞれにあちこち行って食べ比べです。

で、私達が最初に食べたのは、地元「水府愛農会」

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隣の「遊蕎塾」がやたら混んでたので、こっちにしたのですが・・

そばの味も出てるし、汁のダシもいいし、結果正解でした。

次に行ったのは、栃木のそば。益子の生産者が出しているところでした。

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今年の新そばと言うことで色はまあまあ。でもやっぱり新そばの味。ちょっと物足りない。

さっき食べた水府のほうがちょっと味よかったような気がしました。

最後は、地元「金砂庵」。

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ここは何年か前に行ったことあるけど、こんな味だったかな~?何かそばの味がしない。汁もなんかダシがいまいちで正直チョットいただけなかった。新そばの味が悪いのか・・今日の作り手がよくなかったのか・・少し残念でした。

一緒に行った連中も何軒かいろいろ食べて、すごくお薦めされた十八割そばなるものも食べたけど・・・despairあんまり~~~な顔。

正直なところ、これぞというそばにはありつけず、これで常陸秋そばとして出されているとしたらちょっと残念だな~と感じました。

もしかしたら私達の口が普通じゃあないのかな~~?なんて思ったりもしましたが、これは私達が同じ常陸秋そば生産者だから感じる味覚なのかもしれませんね。一緒に行った者達もみんな食べながら首をかしげてました。

今年の新そばの味がいまいちのらないこともあるかもしれません。それぞれのお店では一生懸命自慢のおそばを作っていることもよくわかってます。そばの好みは人それぞれなので、こういうそばが美味しいんだという人はいるのだろうとは思いますが、私達にはこのフェスティバルで好みの旨いそばにはありつくことは出来ませんでした。

もしかしたら私達の作っている蕎麦のほうがえぐいのかも・・という思いを感じました。

えぐい・・というのは苦いというのではなく、そばくさい味の濃い蕎麦なのかも・・・ということ。

蕎麦という作物は、土地や作り手・そばを打つ手・食べる人の好みと、いろいろな要素で味の善し悪しが出て、その好みも人それぞれで、万人が美味いというそばはなかなかありえない。ほんとに奥深い作物で食べ物だな~と感じた1日でした。

地元の生産者組合が無料で配ってた手ごねのそばがきが一番ホッとしました。

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